結婚式のご祝儀はどのくらい包むもの?金額相場とご祝儀袋の書き方事例

結婚式のご祝儀はどのくらい包むもの?金額相場とご祝儀袋の書き方事例

結婚式や披露宴へよばれたら、一体いくらご祝儀を包むものなのでしょうか?1名で参加をする際の金額相場は三万円と言われますが、年代や関係性、出席する人数によって包む額は変わってきます。結婚式のご祝儀袋も三万円と書くのではなく、旧字体で書くというルールがあります。

2018年03月23日

結婚式のご祝儀の金額相場

結婚式へ招待された場合のご祝儀の金額の相場は一体いくらなのでしょうか?地域によって多少は変わるかもしれませんが、相場はだいたい決まっています。結婚式へ出席するあなたが何歳なのか、また、立場によってご祝儀の金額は変わってくるのです。

結婚式へ1人で参加する場合の相場は三万円?

結婚式へ出席をする際は、ご祝儀の金額について悩んでしまいますね。もし、1人で参加するのであれば、大体の場合の相場は三万円でいいと言えるでしょう。

結婚式のご祝儀の相場
・友人・知人・同僚・先輩・いとこの場合 二万円~三万円
・兄弟・姉妹の場合 五万円~十万円

ご祝儀は基本的には「奇数」ですが、二万円の「2」には最近は「ペア」や「カップル」を意味するといったことから容認されてきています。
しかしながら、ご祝儀が「二万円」は自身が20代の場合に留めておいた方がよいでしょう。30代になって「二万円」は常識のないと思われてしまうかもしれませんので、注意が必要です。

夫婦で出席する場合の相場

・夫婦二人で結婚式へ出席する場合 五万円か七万円

単純に一人分の三万円の倍だと考えると、六万円ですが、前述したように、お祝い事に偶数は基本的には避けますので、五万円か七万円とします。ご祝儀の内訳は、食事代、飲み物代で二万円前後に引き出物と「お祝い」の気持ちの金額です。夫婦で結婚式へ出席する場合には、引き出物は一つですので、五万円でも問題はありません。しかし、五万円では少ないし、七万円では多いと感じたときには、事前に一万円ほどの贈り物をしておくとよいでしょう。

結婚式を欠席をする場合は

結婚式を欠席する場合の相場は一万円ですが、金額ではなく、二人から必要なものや欲しいものを聞いて、品物を贈ってもいいですね。しかしながら、自身の結婚式へ出席してもらっている場合には、欠席の場合にもいただいたご祝儀と同じ金額を包むのがマナーです。

二次会から参加をする場合は

結婚式へ出席せず、二次会から参加する場合には、特別にご祝儀を包む必要はありません。会場へ行き、幹事の方へ直接会費を支払います。
二次会は、結婚式と違い、任意で参加をするものですので、会費をご祝儀袋へ包む必要もなく、お財布から直接、支払っても構いませんし、新札である必要もありませんが、気になる場合には、封筒へ入れて支払います。また、おつりが要らないように用意をしておきましょう。

結婚式へ参加をしなくとも、結婚をすることがわかった時点で、カードなどを贈って「お祝い」の気持ちを伝えるとスマートですね。

結婚式のご祝儀袋の選び方

結婚式の「ご祝儀袋」は何でもいいわけではないのはご存じでしょうか。
ご祝儀袋と一般にいわれているのは、「のし袋」の一種で、様々な種類があります。ここで間違ったのし袋を選ばないためにも、きちんとルールを覚えておきましょう。

まず、水引といわれるものがありますが、水引には、おおまかに二つに分かれます。
「蝶結び」と「結び切」です。
蝶結びは、リボン状になっており、何度も結びなおせるという意味から、出産などのお祝いなどに使用します。結び切は、結婚式やお見舞いなどの一度きりですませる意味があります。
水引の色も「紅白」「金銀」がお祝いで、「白黒」「銀白」「白と黄色」は不祝儀用ののし袋ですので、間違えないようにしましょう。

基本的に、結婚式に使用されるのし袋は、白地に紅白か金銀の結び切という水引のものです。

しかし、近年では、デザイン性の高いご祝儀袋が多数販売されていますので、選ぶ楽しみもありますが、会社の上司や取引先など目上の方へは、スタンダードなものを選ぶのが無難だといえます。

ご祝儀袋の選び方は金額によっても変わります。
ご祝儀が、三万円であるのに対して、ご祝儀袋豪華すぎても、反対にご祝儀が十万円であるにもかかわらず、簡素なものでも中身と外側が釣り合っていないため、選ぶ際には注意が必要になります。
ご祝儀袋はだいたい包む金額の1/100くらいのものを選ぶといいとされています。

最近では、文房具店からバラエティショップ、コンビニでもご祝儀袋は購入ができますので、大変便利なのですが、どれを選んでいいのかわからないといった場合には、パッケージに包む金額の目安が書かれているので、参考にして購入してみてはいかがでしょうか。

結婚式のご祝儀袋の書き方

ご祝儀袋を選ぶのにルールがあるように、書き方にもルールがあります。
気を付けなければならないのが、のしや中袋へ文字を書く際には、筆か筆ペンでなくてはならないということです。ボールペンやサインペンで書いてはいけません。薄墨の筆ペンも「不祝儀」を意味することからNGですので、注意が必要です。

表書きの書き方

ご祝儀袋の表書きはきちんとした書き方があります。

1.「名目」はすでにプリントされている場合もありますが、のしへ手書きをする場合には、「寿」「御祝」「御結婚御祝」と書きます。4文字の「結婚御祝」は死文字といわれているため、避けるようにしましょう。

2.水引の下に自身の名前を名目よりも少し小さめに、フルネームで書きます。

3.夫婦で出席する際には、まず右側にご主人の名前を書き、左側に妻の名前を書きますが、名前のみでもフルネームでもどちらで書いてもよいです。

連名の際には三人までで、四人以上になる場合には、代表者の名前を書き、その左側に「外一同」と書きます。別紙に全員の氏名を書いて中包へ入れましょう。

中袋の書き方

ご祝儀袋の中には、「中袋」といわれる封筒が入っています。この中袋へも書き方のルールがあるのです。

【表の書き方】
表へは、ご祝儀として包む金額を中央に少し大きめに書きます。書き方は、旧漢字を用いて書くことがルールです。
例えば、三万円を包むとしたら、「金三万円」ではなく、旧漢字の「金参萬円」または「金参萬圓」とします。

二の旧漢字は、「弐」、五の旧漢字は、「伍」です。万の旧漢字は「萬」です。
円については、旧漢字でなくてもよいとされています。

OK例 「金参萬円」または「金参萬圓
NG例 「金三万円」

【裏の書き方】
裏へは住所と名前を書きます。友人だから書かなくてもいいわけではありません。結婚式後に、新郎・新婦がご祝儀の確認をする際に、中袋へ住所や名前が書かれていないと、整理するときに困りますので、必ず書きましょう。この際に、筆や筆ペンで書くのが一番いいのですが、細かいため、中袋の住所、名前のみについては、サインペンなどの濃い黒いペンにて書きます。裏面は旧漢字にする必要はありません。

結婚式のご祝儀袋 お札の入れ方

ご祝儀袋へお札を入れるのにも、きちんとした入れ方はあります。
まず、お札は新札を用意してください。新札は銀行などで変えてもらいます。もし、間に合わなかった場合には、お札へアイロンをかけて、シワをのばしておきましょう。
中袋の中に新札を入れますが、この際に正しいお札の入れ方がありますので、注意が必要です。中袋を開くと、お札の表がくるように入れます。「金参萬円」と書いた方が表で、お札の表は肖像画描かれている方です。中袋へは肖像画が上にくるように入れるのが正式な入れ方です。

中袋へご祝儀を入れたら、上包みへ入れますが、このときにも包み方が決まっています。
正しいお札の入れ方をした中袋を入れたら、上包の裏側が下が上にくるように包むのが正式な包み方です。

結婚式などのお祝いごとは、「幸せをもらい受ける」などといった意味から、下側が上にくるように重ねてから水引きを通します。反対の包み方をしてしまうと、不祝儀のルールになりますので、確認をしっかりしましょう。

ご祝儀袋を購入した際に、のしのような短冊が何枚か入っています。
この短冊は、のしとして名目や名前を書く際に失敗した際の、予備ではなく、表書きに何枚か重ねて、「喜びが重なる」という意味がありますが、最近ではあまり気にしなくてもよいマナーですが、知っていると、少し株が上がりますね!

ふくさ(袱紗)の包み方

ご祝儀は、きちんと袱紗へ入れて結婚式へ行き、受付をすることが正しいマナーです。袱紗とは、小さな風呂敷のようなものですが、最近では、お財布のように袋状になっているものが主流になってきています。

袱紗にも正しい包み方があります

1.袱紗をひし形に広げます
2.やや左寄りにご祝儀袋を縦方向(のしが下が自分へ向くように)へ置きます
3.左側へ中へ折ります
4.上を中へ折ります
5.下を中へ折ります
6.右側を中へ折ります
あまったら、裏へまわして包みます。

これが正しい袱紗の包み方です。

また、お悔やみなどの不祝儀の場合は、右→下→上→左の順番で包むのが正式な包み方ですので、気を付けましょう。袋上になっている袱紗の入れ方は、普通に袱紗の中へご祝儀袋をすっぽりと入るような入れ方をします。
結婚式へご祝儀を袱紗へ包まず、裸やパッケージの中に再度入れて、ポケットやバッグへ入れている方が見受けられますが、マナーとしてはよくないことです。

もし、持っていない場合には小さめの風呂敷やハンカチで代用し正しい包み方をします。
袱紗は社会人として必需品ですので、揃えておきましょう。

お祝いごとは赤やオレンジの暖色系、お悔やみなどの不祝儀へは、紺色や緑などの寒色系を使用しますが、二つ揃えるのは抵抗がある、男性がオレンジ色を持つのは恥ずかしいといった場合には、紫色の袱紗を用意しておけば、どちらでも使用できますの便利です。

当日は、袱紗で包んだご祝儀袋を受付で出して、袱紗をきれいにたたみ、袱紗の上へご祝儀袋を受付の方へ自分の名前が向くようにして渡します。

この際に「本日はおめでとうございます。私は新郎(新婦)の友人の〇〇です。」と言いながら渡すととさらに高感度が上がりますね。

親しき仲にも礼儀あり

結婚式にはたくさんのマナーやルールがあります。

日本独特な文化で、とても大切にしていきたいものですが、近年ではその文化が段々と薄れて行っています。結婚式についても例外ではありませんが、まだまだたくさんの素晴らしい文化が残っています。

親しい友人へ、きちんとしたマナーやルールで書かれたご祝儀袋の中袋の旧漢字の書き方や入れ方、そしてご祝儀の包み方はきっと関心され、見直されるのではないでしょうか。

また、受付では誰が見ているかわからないものです。
袱紗にきちんとした包み方をされたご祝儀を渡す際に、上司などにみられているかもしれませんし、上司や取引先方の結婚式で、ルールとマナーがきちんとされていると、きっと株もあがることでしょう。

親しき中にも礼儀ありです。

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