授かり婚はデキ婚とは違う?授かり婚をする時の流れや挨拶の仕方とは?

授かり婚はデキ婚とは違う?授かり婚をする時の流れや挨拶の仕方とは?

大好きな人と新しい命を授かった!でも、私たちはまだ結婚していない……。そんな時、あなたはどうしますか?授かり婚は、不安もありますがとっても幸せなこと!授かり婚とデキ婚の違いや、実際に結婚を進めるときの段取りも紹介します。

2018年06月18日

授かり婚を最近よく聞くようになったけど・・・

女性のなかには、結婚して妊娠、出産という順序を描いている方も少なくないと思います。
しかし、昨今では妊娠して結婚をするカップルも多くなってきています。
そういった結婚を「授かり婚」や「デキ婚」と呼びますが、授かり婚とは、実際にはどんな結婚となるのでしょうか。
また、周りの人が抱くイメージも気になるところ。この記事では、授かり婚についてご紹介します。

授かり婚とは?

授かり婚とは、結婚や入籍前に子供を授かることです。
一般的には、入籍や結納前など本格的な結婚話が進む前に妊娠が分かることを言いますが、この言葉は特に、お付き合いの時点で子供を前向きに「授かりたい」と考えているカップルが使用しています。
結婚は考えてなかったけど、子供ができて結婚のきっかけになった!というようなポジティブな印象を与えることがあります。

授かり婚・デキ婚の違い

デキ婚と授かり婚には違いがあるのでしょうか?
諸説ありますが、授かり婚とはデキ婚を前向きにとらえられるように言い換えたというのが一般的な認識です。
ただ、無計画な印象を与えるデキ婚との違いとして、授かり婚とは「将来的に子供を望んでいた」「結婚を意識していた」かどうかが、ポイントとなりますので、周りに説明するときはぜひ意識してみてくださいね。

授かり婚は周りからどう見られている?

子供ができることはおめでたいことですし、昨今割合も少なくないのですが、人によっては良いイメージを持たれないことも。
授かり婚についてよく聞く周りの反応を紹介します。

できちゃった結婚と違いがわからない

結婚前に妊娠=デキ婚というイメージが根強いことから、この反応は多いようです。
授かり婚とは、以前から結婚や子供への意識があることと説明することが大事ですが、イメージの払しょくは難しいこともあり、「結局のところ、デキ婚でしょ?」と言われてしまうことも。
ネガティブな印象を残したくない場合、望んで授かった妊娠だと説明が必要な場合があります。

結婚を視野に入れた新しい形

デキ婚=無計画ととらわれがちですが、授かり婚とは子供がきっかけで前から考えていた結婚話を進めること、というようなニュアンスが含まれます。
付き合う段階で結婚=子供を意識しているので、これまでとは違った新しい形のお付き合いをしていると思う人もいるようです。

歳によっては良いと思う

「実際に結婚したあとに子供ができるかどうかはわからないから」という理由で、授かり婚を良いイメージでとらえる人もいます。
特に30代の授かり婚だと、出産のタイムリミットを意識していたと捉えられ、20代の時よりも受け入れられることも。

授かり婚のメリットとデメリット

授かり婚をすることによって、どんなメリット・デメリットが考えられるでしょうか。
もちろん、その人環境によっても変わってくることですが、ここでは一部を紹介してみましょう。

メリット

結婚後、不妊に悩まなくていい

特に30代のカップルにいえるメリットですが、出産までの時間が早く、時間のロスが少ないことが挙げられます。
特に、複数子供を望む場合は時間との勝負にもなってきます。
結婚してから子供を作れるだろうか……と悩む時間を設けなくてよいため、子供が欲しいカップルは授かり婚が効率的と言えるでしょう。

結婚と出産というイベントを一気に達成できる

結婚の報告がそのまま妊娠の報告にもなるので、祝福されることももちろん2倍、幸せも2倍!というメリットももちろんですが、結婚して生活が変わるのと同時に、産休や育休のプランも立てることができます。
いつ妊娠するかわからない、という状態よりも結婚後の仕事がやりやすくなる場合も。
結婚式をするなら、マタニティウェディングのドレス姿で写真もたくさん残すことができます。

デメリット

夫婦ふたりの時間が少ない

結婚するとほぼ同時に子供が生まれるので、二人だけの新婚生活というのは1年未満になってしまいます。
子供がいる生活は、思った以上に夫婦の時間が取れないもの。
ゆっくり今後について話し合ったり、ちょっと恋人のようにデートしたり過ごすことは難しくなります。

冷たい目で見られることもある

やはり「デキ婚」のイメージが強く、無計画に子供を授かったと思われるため
露骨に避けられたりすることがあります。
ただ、親になる意識や覚悟を具体的に行動で示せていれば、いつまでも冷たい目で見られることはありません。
開き直るより、これが自分達の最良であるということと誠意をもって言動に示しましょう。

授かり婚をしている夫婦の割合は?

ここ数年は一定の割合

平成22年に厚生労働省が調査した「授かり婚」(結婚期間が妊娠期間よりも短い夫婦)の割合は、平成7年から14年にかけて年々増加していましたが、それ以降は減少してきています。
ただ、その数字はほぼ横ばいといってもいい数字。平成22年時点では、およそ25%の人が授かり婚だったといえます。
また、地方のほうがその割合は高くなり、沖縄では40%という数字を出したことも。

年代によって変わる割合

さらに、10代と30代では授かり婚の割合に差がでているようです。
結婚数に対して授かり婚をしたカップルは10代だと80%、30代だと10%程度です。
30代については数字は低いものの、年齢的に子供がほしいなら、授かり婚もありという意見も。
ただし、30代の親世代は結婚前の妊娠に抵抗が大きい場合があります。
30代で授かり婚を考えているカップルは、周囲への反応なども気を付けたいところですね。

授かり婚は芸能人の影響がある?

授かり婚が一定数ある背景には、芸能人の影響はあるのでしょうか?
芸能人が結婚したときの記者会見をイメージしてみると、レポーターがすぐに「妊娠はされていらっしゃるのですか?」という質問をしていますよね。このように「芸能人は授かり婚をする」という印象がありますので、芸能人が授かり婚をすることで認知は広まり、定着したともいえるかと思います。
しかし、芸能人に授かり婚が多いのは、人気商売のため妊娠という既成事実を作っておかないと結婚までなかなかたどりつけない、といった業界の事情もあるといいます。
芸能人に影響をうけている人もいるかもしれませんが、背景が違うことは理解しておく必要がありそうです。

授かり婚の離婚率は?

「授かり婚は、離婚するよ!」と言われることもあるかもしれません。
実際、インターネットをみてみると「離婚率は80%」と言っている情報サイトも。
授かり婚が離婚する割合は、実際はどうなのでしょうか。

離婚率は80%?

確かに、普通に結婚したカップルに比べると、離婚率は高いかもしれません。
その根拠としてよく聞くのは、、比較的授かり婚が多い10代や20代の離婚率が高いことがまず挙げられます。
その他、「時間がないことから余裕がなくなり、ケンカが増えた」といったことや、「若くして授かり婚をしてしまい、結局浮気してしまった」といった内容です。「芸能人をみても、授かり婚は離婚率が高い」という人もいますよね。
しかし、実はそもそも授かり婚をしたカップルの離婚率の信頼できる統計は存在していません。夫婦の離婚率の統計はあっても、「授かり婚」の離婚率の統計を定期的に、かつ確実な方法でとっている団体はないのです。

そのため、授かり婚の離婚率が80%というのは、授かり婚=離婚率が高い、というイメージが独り歩きしている可能性があります。
それは、前述の根拠が想像しやすいことや芸能人のニュースを耳にして、ということが理由として考えられますが、これらは10代でも30代でも結婚していれば誰でもあり得ること。「授かり婚=離婚率が高い」ということは一概にはいえないのが現状です。

離婚率の現状

では、現状の離婚率はどうなっているのでしょうか。
日本では、婚姻数と離婚数を比べると3組に1組が離婚していると言われています。
しかし、これは1年間の単純な数字の対比に過ぎず、現在、日本では晩婚化であるのに加え、婚姻数自体が少なくなっています。そのため、離婚数の割合が多く見えてしまう実情もあります。
ちなみに、1000人あたりに置き換えた数字では、1000人に1.81人が離婚していることになるそうです。これを大きい数字ととらえるかは、人によって意見が割れそうですね。
 

授かり婚でトラブルなく段取りを進めるには?

では実際に授かり婚をするとき、どのように結婚へと進めていけばいいのでしょうか。
子供はうれしいけど、本当に受け入れてもらえるのか、不安ですよね。
ここでは、授かり婚を報告する場合、そしてその後の結婚式などをどのように進めていけばいいか紹介します。
 

両家への挨拶

挨拶の段取りは慎重に

妊娠が分かり、結婚するかどうかを決めた段階でなるべく早くお互いの家に挨拶に行く段取りをつけましょう。
ただし、挨拶にいく順番は守ったほうがベター。まず男性が女性宅に挨拶にいくのが基本です。
特に、女性側の家族は「先に妊娠をした」という事実について複雑な思いを抱きがちです。日程や時間など、女性側の都合に合わせて組むようにしましょう。

挨拶当日の流れ

どちらの家に挨拶にいく場合でも、必ず手土産は持参しましょう。妊娠していると体調の変化も起こりやすいので、なるべく事前に用意しておくと、当日慌てなくて済みます。
家についたら相手の紹介と親の紹介を済ませ、最初は簡単な雑談から入るようにします。
場の空気で、男性が「今日お伺いした(来てもらった)要件は…‥」と切り出しましょう。
この時、伝えるポイントとしては次の通りです
 

挨拶のとき「授かり婚」になることを伝えるポイント

  • 結婚を前提に付き合っていたことを一番最初に伝える
  • 子供を授かっていること、ふたりで育てていくために結婚したいと伝える
  • 子供のための生計プランなど、具体的に説明する

大切なのは、真剣に付き合ってきたこと、この先の具体的なプランを示すことです。
「職業」や「年収」などは必ず伝えておいたほうが良い点になります。
また、親からすると孫が生まれるということは、親戚づきあいもいきなり濃いものに。
相手の親の人柄などもさりげなく伝えられると尚よいですね。

当日はそのままの流れで結婚式や新婚旅行の話題になるかもしれませんが、その時点では明言は避けるようにしましょう。
出費の大きなことを早くから計画することは、これから子供にお金がかかるのに……と思われることも。
親の反応をよくみて話題を進めるようにしましょう。

両家顔合わせ

両親の心情を配慮する

挨拶が済んだら次は両家の顔合わせです。
ここでも、できる限り両親の心情に配慮するようにしましょう。ここで心象が悪くなると、今後がとても気まずい流れになることも……。
特に女性側の両親が安心してこの先を進めていけるように気遣いが必要です。

顔合わせを行う時期は?

体調を第一に考え、調整するようにしましょう。
例えば、つわりがひどいなら安定期の5~6か月に行う。夕方以降は出歩くのが不安であれば、昼間の時間にする。他にも遠出はせず、なにかあってもすぐ病院にいけるような場所にする、などです。
早く進めたいからといって妊娠初期に無理をしてしまうと取り返しのつかないことになる可能性もあります。
体調が整っている時期を選びましょう。

顔合わせの服装は?

男性はスーツ、女性はワンピースで顔合わせするのが基本です。
ただし、女性は妊娠しているのでヒールの高さや服の締め付けには十分気を付けましょう。
普段は大したことなくとも、妊娠中は少しの締め付けで苦しくなったり、立ち眩みで転んでしまうことも。
事前に試着して数時間過ごしてみるなどして、準備を万全にしておきましょう。

両家顔合わせ当日の流れ

顔合わせは特に決まった式次第はないのですが、食事をゆっくりすると考えると2時間は時間を設けたいもの。
進行の流れについて、レストランや料亭側に先に説明しておくと、食事スタートのタイミングも合わせられスムーズに進行できます。

両家の誰かが代表となって進行をしていきますが、主に男性側の父親か、結婚する男性本人が進行役を務めます。このあたりは、事前に話し合って決めておきましょう。

まずは挨拶から始まり、両家それぞれの紹介をします。全員を紹介したら乾杯、食事スタートというのが基本的な流れです。
女性は妊娠しているので、お酒は控えるようにしましょう。

顔合わせはお互いの親睦を深めることはもちろん、話し合いの場としても活用しましょう。
まず話題に挙げておきたいのは、「しなくてはいけないこと」です。出産や入籍、新居の話題がそれにあたります。
新婚旅行や結婚式など、自分たちのやりたいことについては親の反応を見ながら相談するようにしましょう。

今後の相談をするときは

出産について

里帰りするのか、産後の手伝いはどうするのか、など希望を擦り合わせしておきましょう。
両家にとって子供の誕生は喜ばしいことですが、お世話はとても大変です。
子育ての先輩である親の意見をしっかりと聞いておきましょう。

入籍について

入籍に大きな手続きは必要ありません。いつでも入籍することはできますが、流れでなんとなく入籍する、という印象を与えぬように気を付けましょう。
一般的には子供が生まれる前には入籍することが多いようです。
はっきりと「〇月〇日ごろに入籍しようとおもっています」と明言しておくと、安心してもらえます。

結婚式をする場合

お腹が目立たない初期にしたい!と考える人も多いですが、体調が落ち着く5~7か月ごろにしておくのがおすすめです。
準備も大変なので、大がかりにしたい場合は出産後に改めたほうが良い場合も。

結婚式は親族がそろう機会なので、親の意向もきちんと聞いておきましょう。
披露宴で妊娠のことを報告するのかなども、ある程度意見を聞いておくとスムーズです。
 

新婚旅行に行く場合

こちらも、体調が安定する5か月以降にいくのがおすすめです。
ただし、海外旅行を検討するのは十分に気を付けたほうがいい場合も。
海外では保険がきかず、万が一体調を崩すと高額な医療費がかかることもあります。
言葉が通じないなかで赤ちゃんのことを守ろうとするのは、かなりのストレスです。
また、つわりなどが重なると、せっかくの旅行も一日ホテルで過ごすことに……。
産後落ち着いてから、家族で旅行するのもおすすめです。

注意すべきポイント

「授かり婚」で結婚の段取りをすすめるときに気を付けたいポイント

  • 体調第一にして無理をしない
  • 手続きの段取りは優先順位を決めて行う
  • 親に報告するときは、十分に心情を配慮して
  • 自分たちの最良の形であると納得の上で段取りすること

一番に大切にしたいのは、妊娠している女性に無理をさせないことです。
結婚というイベントは、手続きや精神面において思った以上に女性に負担がかかりやすいものです。
そこに妊娠という状態が加わると、かなりの重圧になってきます。
パートナーは、一番に体調を気にしてあげること、そして、両家の両親にもしっかりとサポートしていく旨を伝えましょう。親への心情の配慮が、のちにサポートしてもらえることにもつながります。
手続きについても、苗字がかわることで女性は煩雑な作業が必要になります。
優先順位を決めて、出産後に回せそうなものは後回しにするなど、無理のない範囲で行うことがおすすめです。

授かり婚において最も重要なポイントは「安心感」のある結婚だと周囲に知らせることです。
子供ができたことによって不安も大きいかと思いますが、しっかりと話し合い、「授かり婚」という選択肢が自分たちにとって最良だということを、説明できるようにしましょう。

まとめ

授かり婚とは大変なこともありますが、子供がいる生活はとても幸せなことです。
人は、周囲の人々の祝福や助けによって、困難を乗り越えることができます。それは、どの年代も変わらないこと。
自分たちの責任だからと背負いすぎず、時には甘えることも必要だと忘れないようにしましょう。
「授かり婚なんて恥ずかしい……」と思わず、前向きに行動し、最良の結婚生活をパートナーと描いていけるといいですね。

 

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