結婚式の乾杯挨拶は新郎の上司が鉄則?乾杯時の知っておきたいポイント!

結婚式の乾杯挨拶は新郎の上司が鉄則?乾杯時の知っておきたいポイント!

結婚式の主賓の祝辞や乾杯の挨拶は誰に頼んだらよいか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。結婚式でのスピーチはできれば自分たちとゆかりのある方にお願いしたいですね。乾杯の挨拶をお願いする時に知っておきたいポイントなどをまとめましたので、参考にしてください。

2018年07月09日

結婚式の乾杯の挨拶って新郎の上司じゃなきゃだめなの?

結婚式の乾杯の挨拶を誰にお願いしたらよいか悩む人は多いものです。一般的には結婚式の乾杯の挨拶は新郎の上司に頼むという人が多いようですが、結婚式の乾杯の挨拶は、新郎の上司でなければいけないのでしょうか。

披露宴の招待客が誰なのか、社会的地位の高い人が他にもいるのか、また本人たちのお付き合いの他に親のお付き合いの関係で顔を立てなければならない人がいないかなどで、結婚式の乾杯の挨拶にふさわしい人が変わる場合があります。また、思い入れの強い学生時代の恩師にお願いしたいなど、本人の希望がある場合もありますね。

結婚式の乾杯の挨拶は、新郎の上司でなければいけないという決まりがあるわけではありません。しかし、新郎の上司にお願いする人が多いため、誰にお願いしたらよいか悩んでしまう場合、ウエディングプランナーさんに相談すると新郎の上司をおすすめされる場合が多いようです。

主賓の祝辞と乾杯の挨拶はどちらを地位の高い人にすればいい?

一般的な披露宴では、新郎新婦の入場、新郎新婦の紹介のあとに最初に行われるのが主賓の祝辞です。一般的には、主賓の祝辞は招待客の中で1番社会的地位の高い人にお願いをして、乾杯の挨拶を2番目の地位の人にお願いすることが多いです。

新郎側の会社の上司で地位の高い方に主賓の挨拶を、2番目の地位の方に乾杯の挨拶をお願いするという人が多いのですが、両家のバランスを考え、主賓の挨拶を新郎側の上司に、乾杯の挨拶を新婦側の上司にお願いする人もいます。

主賓って誰のことを言うの?

主賓とは、結婚式の披露宴のゲストの中で、社会的地位の1番高い人に対して使います。

しかし、結婚は本人たちのものだけではなく、お互いの家と家とを結びつけるという意味もあるため、本人たちのお付き合いのある人の中から選ぶのではなく、親がお付き合いしている人の中に社会的地位が高い人がいた場合、そちらの方を主賓として扱うこともあります。

一般的には、新郎側の1番地位の高い上司を主賓とすることが多いのですが、親がお付き合いしている人の中に社会的地位の高い人がいる場合や、個人的にお世話になった学生時代の恩師にお願いしたいといった希望がある場合は、新郎、新婦だけではなく、両家の親にも相談しながら、主賓の祝辞や乾杯の挨拶をお願いする人を決めるようにするとよいでしょう。

新婦側の上司に結婚式の乾杯の挨拶をお願いするのはNG?

「主賓の祝辞と乾杯の挨拶はどっちを地位の高い人にすればいい?」の項目でご紹介しましたが、新郎側と新婦側のバランスを考え、主賓の祝辞を新郎側の会社の上司に、乾杯の挨拶を新婦側の上司に依頼する人もいます。

スピーチや挨拶は、本来であれば新郎、新婦がスピーチや挨拶をしてほしいと思う人にお願いするのが理想です。

しかし、勤務先の上司などを招待している場合、自分より地位が高い人がいるのに、スピーチを頼まれた人の方が会社での立場の低かった場合、上司を差し置いてのスピーチはやりにくいと感じてしまうこともあります。そのため、同じ会社の方に主賓の挨拶と乾杯の挨拶をお願いする場合は、会社での地位の高い方を主賓の挨拶に、その次の地位の方に乾杯の挨拶をお願いすることをおすすめします。

誰にスピーチや乾杯の挨拶をお願いしたらよいか悩んだときは、ウエディングプランナーさんに相談してみるのもよいのではないでしょうか。

結婚式の挨拶をする人が会社で決まっていることがあるって本当?

結婚式でスピーチや挨拶をお願いする場合、誰にお願いするのがよいかということがルールではなく会社の慣例としてなんとなく決まっている場合があります。それを知らずに他の人にお願いをしてしまいますと、周りの空気がぎこちなくなってしまうことがあります。

会社の上司や同僚を招待する場合は、結婚をしている先輩や同僚に、誰を招待したか、誰にスピーチをお願いしたかを聞いてみましょう。特に会社の慣例などがない場合は、招待客の中で地位が高い人にお願いするのが一番無難だと言えます。

新郎の上司以外に結婚式の乾杯の挨拶をお願いする人は?

披露宴に会社関係の人を招待する場合は、新郎の会社の上司に結婚式の乾杯の挨拶をお願いする人が多いのですが、それ以外で結婚式の乾杯の挨拶をお願いする場合、どんな人が多いのでしょうか。

会社関係の人を招待しない場合は、新郎側の伯父、または叔父など、新郎側の男性ゲストに頼む人が多いです。

また、会社関係の人を招待する場合でも、学生時代の恩師にお願いする人もいます。乾杯の挨拶をきっかけに食事や歓談の時間が設けられますので、話がうまい人やユーモアのある会話が得意な人にお願いする人もいるようです。

会社の直属の上司に乾杯の挨拶をお願いしてもいい?

会社でお世話になっている人を招待する場合、地位の高い上司ではなく、直属の上司に乾杯の挨拶をお願いしたいという人もいるのではないでしょうか。会社の規模が大きければ大きいほど、地位の高い上司とはあまり接点がないことも多く、できれば直属の上司に乾杯の挨拶をお願いしたいと考える人もいるでしょう。

会社関係の招待客の中で、直属の上司が1番地位が高い場合は問題ありませんが、直属の上司よりも地位の高い上司も招待する場合は少し注意が必要です。

自分より地位の高い上司を差し置いて挨拶をするのは、直属の上司の方がやりにくいと感じてしまうことがあるからです。

このような場合は、どうしても直属の上司にお願いしたい場合は、2人を引き合わせるきっかけになってくださった○○様に乾杯の挨拶をお願いしますといったエピソードを添えた紹介して挨拶をお願いするなどの工夫が必要です。

しかし、直属の上司の立場もありますので、できれば乾杯の挨拶は地位の高い上司にお願いして、直属の上司にはお祝いのスピーチをお願いするなどの対応をすることをおすすめします。

結婚式の乾杯の挨拶をお願いするときの手順

乾杯の挨拶をお願いしたい人が決まったら、挨拶のお願いに伺いましょう。挨拶のお願いはどんな手順で行えばよいのでしょうか。

最低でも結婚式の2か月前くらいまでにお願いしたい人のご都合を伺い、直接依頼するようにしましょう。

最初に結婚の報告をします。次に披露宴に出席していただきたいというお願いをしましょう。披露宴に出席していただけることになったら、乾杯の挨拶をお願いしたいということを伝えましょう。中には、人前で話をすることが苦手で断られる場合もあります。その場合は無理やりお願いすることは避けましょう。

挨拶を引き受けていただけるというお返事をいただいたら、招待状を送る際に当日乾杯の挨拶をお願いしますというメッセージを同封しておきましょう。

主賓の挨拶や、乾杯の挨拶は、社会的地位の高い人にお願いすることが多いので、電話やメールなどでお願いするのではなく、直接お願いすることが大切です。遠方で直接お願いに伺うことが難しい場合はメールではなく、電話でお願いするとよいでしょう。

主賓の祝辞や乾杯の挨拶をお願いした人にお礼は必要?

主賓の挨拶や乾杯の挨拶をしていただいた方には、お礼をお渡しすることが一般的です。

現金でお礼をする場合は、お車代として実際の交通費より多めに包むようにするようにする場合が多いです。当日、お車代としてお礼をお渡しして、日を改めて食事に招待するというやり方をする人もいるようです。

現金では受け取っていただけない可能性もありますし、結婚式当日は忙しくて渡す機会がない可能性もあります。その場合は、後日1万円程度で挨拶した方の好みに合わせた品物や新婚旅行のお土産を渡すという人も多いようです。

結婚式の乾杯の挨拶でおすすめのBGM

主賓の祝辞、乾杯の挨拶が終わると、披露宴での食事や歓談が始まります。乾杯の発声からフェードインをしたり、フェードアウトをする形でBGMを流しますと、そこから披露宴の雰囲気を盛り上げることができます。

結婚式の乾杯の挨拶のときにおすすめの曲をご紹介します。ご紹介した曲を参考にして、披露宴を盛り上げてみましょう。

ワン・ダイレクション/What makes you Beautiful

乾杯の挨拶でBGMを使用する場合は、曲が一番盛り上げる部分を流すと全体の雰囲気を盛り上げるのに効果的です。1分36秒くらいのあたりからBGMとして使い、徐々にフェードアウトすると、和やかに食事や歓談の時間に進めるのでおすすめです。

木村カエラ/Butterfly

木村カエラさんのButterflyは結婚式の定番ソングになっていますね。かわいらしい木村さんの歌声をBGMに使うと幸せな気持ちで食事が始められそうですね。

ブルーノ・マーズ/Marry you

ブルーノマーズの「Marry you」は、君と結婚したいんだっていう歌詞の曲ですね。POPな曲調なので乾杯SONGとしておすすめの1曲です。

主賓の挨拶や乾杯の挨拶をお願いする人は慎重に選びましょう

結婚式に招待する人は、できれば心からお祝いをしてもらえる自分たちと親しい人に囲まれて披露宴をしたいという人は多いでしょう。しかし、結婚式は結婚する当人だけではなく、自分たちの親とお付き合いのある人や、普段はあまり接点がない会社の上司などを招待することもあります。

主賓の挨拶や乾杯の挨拶は、できれば普段お世話になっている人にスピーチをしてもらいたいと思う人もいるでしょう。

しかし、同じ会社の人にスピーチをお願いする場合、会社での上下関係を無視してスピーチをお願いしてしまいますと、お願いされた方が上司を差し置いてのスピーチはやりにくい場合があります。挨拶をお願いする場合は、招待客の地位や立場を考慮してお願いする必要があります。

特定の人にどうしてもスピーチをお願いしたい場合は、親やウエディングプランナーさんなどと相談して、挨拶をお願いした方に不要な気遣いをさせないよう配慮することが大切です。

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