結婚しても苗字を変えたくない!変更しない方法はある?

結婚しても苗字を変えたくない!変更しない方法はある?

結婚したら苗字はどちらの苗字を名乗る!?自分の苗字を変えたくない!あえて変えなかったという例を徹底解剖!最近よく聞く事実婚ってなに?実際のメリット、デメリットについても調べてみました。結婚の際あなたは苗字を変える?変えない?どちら派ですか?

2018年04月15日

結婚しても苗字を変えたくない

結婚すると、まず変わるのが苗字。大好きな男性の妻になり、大好きな男性と同じ苗字に変わる。
女性にとっては、それを嬉しい!幸せ!と感じる人と、慣れ親しんだ苗字を変えたくない!という人と二手に分かれるようです。あなたはどちらですか?
今回は結婚しても苗字を変えたくない!もしくは、あえて変えないという人たちの意見をまとめてみました。

夫/妻どっちの苗字が変更になる?

まず出てくるのが、男性と女性どちらが苗字を変えるのかという問題。
現在日本では、9割以上のカップルが”男性側の姓を名乗る婚姻”をしているそうです。
女性側の姓を名乗るカップルは全体のなんと4%ほど。
なんと96%ものカップルが、結婚すれば男性側の苗字になるものという認識があるのが日本の現状だそうです。

苗字の変更の手続きは?

では、どのタイミングで苗字は変わるのか。
役所に婚姻届を出し、受理された時点で、苗字は変更されます。
婚姻届に記入するのは、お互い婚姻前の苗字なので、押印する印鑑ももちろん旧姓のものを使用します。
苗字が変わるといろいろと名義を変更しなくてはいけないものが出てきます。その際に必要な物もそれぞれ違いますので、リストアップしておくと便利です。

  • 免許証・・・運転免許証、住民票  
  • パスポート・・・パスポート、本人確認書類(免許証等)、戸籍謄本(婚姻届受理証明書でもOK)  
  • 銀行・・・本人確認書類、カード、通帳、新姓・旧姓の印鑑、新住所を証明するもの  
  • クレジットカード・・・ 各社に必要書類を請求
  • 車の名義・・・車検証、新姓の印鑑
  • 生命保険や車の保険・・・各社に必要書類を請求
  • 年金手帳・・・年金手帳、新姓の印鑑
  • 保険証・・・新姓の印鑑、旧姓の保険証

特に、免許証は身分証明書になるので一番最初に名義変更しておくと、後々の手続きがスムーズになるのでオススメです♪

もちろん、会社に勤めている方は、会社にしてもらう手続きもたくさんあるので、しっかり上司に相談してくださいね。

結婚しても苗字を変えたくない理由

では、「結婚しても苗字を変えたくない!」もしくは「変えない」理由は何なのでしょう?
中にはう~ん、なるほど・・・とついつい納得してしまうものも。
 

仕事で旧姓を使いたい

例えば、社長をしていたり、フリーランスで仕事をしていたりする場合、苗字が変わると仕事に影響が出てくることがあります。
営業職等で名前を覚えてもらうことが仕事の成功に繋がることも、苗字を変更したくない理由のひとつだそうです。
 

相手の家に嫁いだという感じがして嫌

確かに日本では”嫁ぐ”という言葉があるくらいですから、結婚=相手の家に嫁ぐという考えが根付いていますよね。
自分を育ててくれた家族から相手の家族に入る・・・というイメージが嫌だと感じる人も多いようです。

苗字が途絶えてしまう

家族の中に男性がおらず、苗字を継ぐ人がいない・・・なんていうのも、少子化の現在では増えているそうです。
昔ほど”家を継いでいく”という文化は重要視されなくなったものの、少ないながらも婿養子を取って、苗字を繋いでいく・・・という人もいるようです。

今の苗字が気に入っている/相手の苗字が好きでない

ただただ相手の苗字が好きじゃない・・・!
自分の苗字が気に入っているので変えたくない・・・なんて人もいるそうです。

 

再婚で子どもがいる

これは現代ならではの例かも・・・?
離婚して子どもがおられる女性の場合、再婚する際に子どものことを考えて苗字を変えたくない、変えないという方もおられるそうです。
ステップファミリーが増えている現代では珍しくないことかもしれませんね。
 

国際結婚をしている

日本では法律で同じ苗字を名乗らなければいけないと定められていますが、国際結婚の場合は例外です。
夫婦で別の姓を名乗ることが可能なのです!
仕事をしている人はどっちかというと日本姓の方が使いやすい・・・という人が多いそうです。
相手と同じ苗字を名乗ることが義務づけられていないのは、それぞれの国を尊重することが目的だそうです。

もちろん同じ苗字を名乗っても大丈夫です!

法律上では結婚したら同じ苗字にしなきゃダメ?

2人が別々の苗字を名乗ればいいんじゃない?なんて思う方もおられるでしょう。
ですが日本では、どちらかの姓を名乗るのが法律で定められているので、必ず決めなくてはなりません。
もちろん、例外もあって前述したように国際結婚の場合は、法律婚でも夫と妻の苗字が同じでなくてもよいと定められています。

日本では2015年に夫婦で同じ苗字を名乗らなくても良いことを 法律上認めてほしいという裁判がおこなわれ、その当時いろいろな議論が巻き起こりました。
その結果、15人の裁判官の下、多数決で「夫婦が同じ苗字を名乗ることは違憲ではない」とする判決が出されたそうです。
15人のうち、女性はたった3人でその3人を含めた5人の裁判官は「違憲」としましたが、多数決で退けられたそうです。

この結果は、96%の夫婦が男性側の姓を妻が名乗るという日本ならではの結果だと思いませんか?

結婚しても苗字を変えないやり方はあるのか?

結婚しても苗字を変えない方法として「事実婚」という方法があります。
事実婚とは、法律上で夫婦になるのではなく、双方の意図的な選択によって婚姻届を出さずに共同生活を営むことです。
簡単に言うと、法律上では夫婦ではないということになります。

事実婚の割合は?

日本では事実婚の割合は全体の2%ほどだそうです。
フランスやイギリス、アメリカでは約半数に達しているのに対して、2%というのは相当少なく感じます。

日本では、父親に認知の手続きが必要であったり、諸々の手続き面で面倒なことが多かったり・・・と言う理由で、子どもの誕生を機に、法律婚に切り替える事実婚カップルも多いそうです。

事実婚のメリット

事実婚の最大のメリットは、手続きが簡単であること。

苗字を変えなくていい
法律婚と違って、夫婦別姓を名乗れる事実婚では、苗字を変えなくても良いです。
法律婚の場合、苗字が変わる方がたくさんの手続きをしなければいけませんが、そういった面倒な手続きもないので、簡単です。

離婚するのも簡単
もし別れることになったとしても、書類や手続きは必要ありません。
別姓を名乗っていた場合、離婚しても気付かれにくいという点でも、離婚に対するハードルが少し下がります。また、戸籍にも離婚歴が残りません。

ある程度の社会保険や公的サービスを受けることができる
法律婚ほどすべてのサービスを受けられる訳ではありませんが、公的機関から夫婦だと認められれば、年金や社会保険などは、法律婚と同じように控除を受けることもできます。

夫婦という形に縛られることがない
「夫」と「妻」ではなく、「パートナー」であることによって、お互いに、妻や夫としての役割に捉われにくく、精神的に自立した関係でいることができます。
 

事実婚のデメリット

事実婚は法的には、婚姻にあたらない為、様々な問題も存在します。

子どもがうまれた場合
まず、子どもがいる場合どちらかしか親権をもてないことになります。
また、男性は認知手続きをしないといけません。その為、自分が死んだ場合子どもに遺産などの相続権がありませんので、遺書などを残さないと相続ができないということになります。

家族関係を証明しにくい
日常生活上では、妻や夫との家族関係を証明しにくいというのがあります。例えば妻か夫が病気や事故で手術が必要になった場合、家族としてサインをできない場合もありますので、注意が必要です。

周囲の理解を得にくい
日本ではまだまだ法律婚がメジャーで、特に両親世代はまだまだ事実婚に対して抵抗がある人が多いのが現状です。その為、社会的にも周りから理解を得にくいことが難点です。

相続や生命保険等で不利がある
所得税の配偶者控除が受けられなかったり、夫婦間で相続権が無い為、相続するには遺書が必要になったりします。また、生命保険の受取人も指定しにくい場合があったりします。

旧姓を使い続けるのはOK?

仕事上で旧姓を使い続けることができるかどうかは、会社によっても変わってくると思います。
フリーランスや自営業の場合、その方が都合がよいことの方が多いですし、もちろん旧姓を使っていくか行かないかを決めるのは自分自身。
法律的に、通称として旧姓を名乗ることは何の問題もありませんが、会社勤めの人の場合は職場の雰囲気によっても通称を名乗ることが可能かどうか変わってくると思います。

女性が社会に進出してきている現在では、通称として旧姓を使用しやすいように社会的にもいろいろな取り組みが始まっていますので、これからどんどん旧姓を名乗りやすい社会になっていくことが予想されます。

旧姓を使い続けるメリットは?

結婚・離婚の報告をする必要がない
苗字が変わる場合、結婚や離婚の報告が必須となってきますが、旧姓を名乗る場合はその必要はありません。

新しい名前を覚えてもらう必要がない
仕事で名前を覚えてもらうことが必須になってくる場合、取引先などにも新しい苗字を覚えてもらったりする必要がないので、面倒がありません。

新姓を使うメリットは?

結婚を祝福してもらえる
苗字が変わることによって、「結婚した」ということをより実感し、周りにも公にすることができます。また、「結婚しました」と報告しなくても、なんとなく気付いてもらえるというメリットも。

周りの人に迷惑をかけない
職場で旧姓を使うことによって、書類によっては戸籍上の姓を書かなくてはいけない場合があります。新姓を使うことによって、事務方の手間や混乱を避けることができます。

まとめ

夫側の姓を名乗ることが当たり前という考えがまだまだ強い日本では、事実婚や夫婦別姓について、まだまだ抵抗感があったり、理解を得られないのが現状です。
最近では、同性愛を含めた事実婚などのドラマが放送されたり、少しづついろんな家族の形が認識されつつあるので、これからどんどん事実婚も増えていくかもしれませんね。
 

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