結婚式で言ってはいけない忌み言葉【NGワード】をチェックしよう!

結婚式で言ってはいけない忌み言葉【NGワード】をチェックしよう!

親しい友人や会社の同僚の結婚式でスピーチを頼まれると何を話したら良いか悩んでしまう人しまう人も多いのではないでしょうか。結婚式で言ってはいけないとされている忌み言葉の意味や具体的な「忌み言葉」についてご紹介していますので参考にしてください。

2018年04月15日

忌み言葉とは?

結婚式でスピーチを頼まれたことはありますか。親しい友達の結婚式のスピーチをすることは喜ばしいことですが、何を話したら良いか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、大切な友達の結婚式でのスピーチですから、列席者の方に友達の素敵なエピソードを紹介できると良いですね。

結婚式などのスピーチで1つ気をつけなければならないことがあります。それは「忌み言葉」と呼ばれている言葉を使わないように注意することです。

「忌み言葉」とは、結婚式などのスピーチのときに結婚を繰り返すこと連想させてしまう言葉や不幸を連想させてしまうような言葉のことをいいます。「別れる」「切れる」「去る」「壊す」といった言葉だけではなく、繰り返すことを意味する「再三」「繰り返しになりますが」などのような言葉や「くれぐれも」「いろいろ」といった言葉を重ねて使う言葉も忌み言葉とされています。

スピーチだけではなく、乾杯の挨拶のときも忌み言葉のような「NGワード」は禁句です。スピーチや乾杯の挨拶をお願いされた場合は、言葉の中に忌み言葉のような「NGワード」が含まれないように文章を構成しましょう。

使ってはいけない 忌み言葉一覧

忌み言葉と呼ばれている言葉を使ってはいけないというご紹介をしましたが、では実際にはどのような言葉が使ってはいけないとされているのでしょうか。具体的な例を使ってご紹介します。

別れを連想してしまう言葉

  • 別れる
  • 切れる
  • 離れる
  • 終わる
  • 嫌い
など

再婚を連想してしまう言葉

  • 繰り返す
  • 二回
  • 二度
  • 再び
  • 再度
など

不幸・死などを連想してしまう言葉

  • 四、九という数字
  • 死、死ぬ
  • 悲しい、悲しみ
  • 負ける
  • 病む
など

同じ言葉を重ねる繰り返し言葉

  • 度々
  • くれぐれも
  • 皆々様
  • いろいろ
  • さまざま
など

忌み言葉の他に避けたい話題

結婚式のスピーチでは、忌み言葉のように使ってはいけない言葉を使ってしまう以外にもタブーとされている話題があります。場を盛り上げようとしてついやってしまいがちな内容もありますので、注意するようにしましょう。

過去の暴露話

結婚式は、友達だけのパーティではなく、両家のご親族の方も参列されています。場を盛り上げようとしてつい過去の暴露話をしてしまう人がいますが、こういった内容を話すことは避けるようにしましょう。また、友達同士だけの結婚パーティだったとしてもお祝いのおめでたい席ですので、本人が嫌な気持ちになってしまうような話題についてスピーチすることは避けるようにしましょう。

過去の暴露話は、友達同士の中ではみんなが知っている話であっても、新郎または新婦が知らなかった場合、今後の2人の結婚生活に影響を及ぼしてしまう可能性もあります。結婚式で暴露話を盛り込んだスピーチは、タブーの1つなので注意するようにしましょう。

下ネタ話

結婚式は、友達同士の飲み会の席ではありません。下ネタのような品のない話題は避けましょう。下ネタが忌み言葉のように禁句とされている言葉として紹介されることは少ないのですが、結婚式はあくまでもフォーマルな席です。場にふさわしい内容を心がけるようにしましょう。

自分の自慢話や宗教の話

結婚式の主役である友人とのエピソードの話から気がつくと自分の自慢話に聞こえるような話題になってしまったり、また自分が信仰する宗教の話になってしまうことがあります。一般論として話すことは良いのですが、具体的な宗教名を挙げたり、宗教の教えが感じられてしまう内容は避けるようにしましょう。

宗教の教え自体が悪いということではありませんし、使ってはいけない言葉とされているわけではありません。しかし、信仰している宗教はひとそれぞれなので、結婚式のスピーチでは特定の宗教の教えを元にした内容で構成しないように注意しましょう。

忌み言葉ではないけれどスピーチで呼び捨てにすることはNG?

「忌み言葉」ではありませんが、普段友達を呼び捨てで呼んでいる場合、結婚式のスピーチで呼び捨てにしても良いか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。その場合、挨拶の冒頭の「○○さん(新郎)、○○さん(新婦)ご結婚おめでとうございます」の部分は、呼び捨てにすることは避けたほうが良いでしょう。

しかし、普段の呼び方と違うためスピーチの内容が堅苦しくなってしまうようであれば、列席者の方に「○○さんと呼んでしまうと照れてしまいますので、ここからは、普段通りの呼び方で「○○」と呼ばせていただきます」という言葉を伝えるようにしましょう。

一言添えることで、列席者の方に対して失礼なくいつも通りの呼び方でメッセージを伝えることができるのでおすすめです。

まとめ

結婚式でのスピーチは、列席者が知らない新郎、新婦の素敵なエピソードを紹介することで、本人はもちろん新郎、新婦の親御さんや御親族にも喜んでいただくことができます。他の列席者が知らなかった素敵なエピソードを盛り込んだスピーチをしてみましょう。

ただし、「忌み言葉」と言われる言葉を避けることや悪ふざけしているような内容は避けるように注意しましょう。結婚式は、フォーマルな場所です。また、結婚式の主役はあくまでも新郎、新婦です。新郎、新婦にとって結婚式が素敵な思い出になるようなスピーチを心がけるようにしましょう。

自分ではおかしい部分に気がつかないこともありますので、本番のスピーチに臨む前に身内など他の人に、一度チェックしてもらうと良いでしょう。

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