三万円の漢字を教えて!ご祝儀袋金額の書き方

三万円の漢字を教えて!ご祝儀袋金額の書き方

結婚式に呼ばれたら必ず持参するご祝儀。相場は三万円と言われていますが、ご祝儀の金額は旧漢字で書くのがマナーだということはご存知でしたか?旧漢字で「三万円」はどのように書くのか、またなぜ旧漢字で書くのかなど、正しい金額の書き方マナーについて理解しておきましょう。

2018年04月17日

ご祝儀袋の記載は旧字体で

結婚式に呼ばれたら、いろいろと準備するものがありますが、必ず用意するものの一つにご祝儀があります。
ご祝儀袋の中袋には、包んだ金額を書くのですが、書き方にもマナーがあることを知っていましたか?


まず、金額は数字ではなく漢字で書きましょう。さらに通常の漢字だと略式になってしまうため、旧字体で書くのが正式なマナーとされています。
でも、普通の漢字で書くと簡単なのに、わざわざ難しい旧字体を使う理由とはなんでしょうか。


実は、”簡単に書き換えられないように”というのが旧字体を使う理由です。
特に「一・二・三」といった数字は、線を足すだけで簡単に別の数字に書き換えることができます。その点、複雑な字体である旧漢字なら書き換えられる心配がないので、トラブルを防げるというわけです。


普通の漢字に比べたら少し書くのが面倒に感じるかもしれませんが、トラブルを防ぐためという目的があってのことなので、ご祝儀袋に金額を書くときには、正式なマナーである旧字体で書くようにしましょう。

ご祝儀【三万円】の書き方

ご祝儀は包む金額にもマナーがあり、基本的には割り切れる数字は縁起が悪いとされ、奇数が好まれます。
そしてその中でも、新郎新婦がゲストをもてなすのにかかる金額が約二万円と言われているので、その二万円にお祝い金の一万円をプラスした「三万円」がご祝儀の相場とされています。


ご祝儀で一般的に包まれることの多い「三万円」の場合、どのように書くのが正しいのか見ていきましょう。


30,000円  (数字)  → × マナー違反

金三万円  (略式)  → △ 略式でもOKとする見方もある

金参萬円  (旧漢字) → 〇 

金参萬圓  (旧漢字) → 〇



まず、30,000円と数字で書くのはマナー違反になり、漢字で「金〇〇円」と書くのが基本のスタイルです。
最近は縁起やしきたりにうるさくなくなってきているため、「金三万円」と略式で書いても良しとされつつあるみたいですが、基本的には旧字がマナーですので、なるべく旧字を使うよう心がけてください。
円に関しては、「円」と「圓」のどちらでも大丈夫なようです。

ご祝儀 三万円以外の金額の書き方

三万円以外でよく使われるご祝儀の金額についても、略式・旧式共に紹介していきます。

【五千円】の書き方(略式・旧漢字)

金五千円  (略式)

金伍阡円  (旧漢字)

金伍阡圓  (旧漢字)

【一万円】の書き方(略式・旧漢字)

金一万円  (略式)

金壱萬円  (旧漢字)

金壱萬圓  (旧漢字)

【二万円】の書き方(略式・旧漢字)

金二万円  (略式)

金弐萬円  (旧漢字)

金弐萬圓  (旧漢字)


偶数はご祝儀では避けられることが多いですが、「2」という数字は’’夫婦・ペア・二重の慶び”を表す縁起の良いものと考えられ、OKとされています。

【五万円】の書き方(略式・旧漢字)

金五万円  (略式)

金伍萬円  (旧漢字)

金伍萬圓  (旧漢字)

【七万円】の書き方(略式・旧漢字)

金七万円  (略式)

金漆萬円  (旧漢字)

金漆萬圓  (旧漢字)

【八万円】の書き方(略式・旧漢字)

金八万円  (略式)

金捌萬円  (旧漢字)

金捌萬圓  (旧漢字)


「8」も偶数ですが、末広がりを表す縁起の良い数字とされているため問題ありません。
ご祝儀の金額は旧漢字で書くのがマナーとされていますが、8に関しては旧漢字に「別れる」という漢字が入っているため、略式の「八」で書く方が望ましいとされています。

【十万円】の書き方(略式・旧漢字)

金十万円  (略式)

金拾萬円  (旧漢字)

金拾萬圓  (旧漢字)


十万円以上の高額なご祝儀の場合は、「金〇〇円也」と、最後に”也”をつけることが多いようです。

「也」はいるの?

「金〇〇円」の後にをつけた、「金〇〇円也」という書き方をする方も多いのではないかと思います。
実際のところ也はいるのかいらないのか、迷う方も少なくないのでは?


今は、一番小さなお金といえば1円ですが、昔は「円」の下に「銭」や「厘」というさらに小さなお金の単位がありました。
そのため銭や厘を使っていた時代では、円の下に金額を書き足されないよう也が使われていたのです。


ですので、昔からの正式なマナーとしては也はつけるとされていて、実際にデパートなどで代筆を頼む際には、古くからのマナーを守り、也をつけて書かれる場合が多いそうです。


ですが、今では也をつけなくても書き換えられる心配が無くなったので、也は省くのが一般的になりつつあります。
マナー本でも、つけるのがマナーとしているものや、そうでないとしているものもあり、見解はバラバラなようです。結論としては、つけてもつけなくてもどちらもマナー違反にはならないといえるでしょう。

基本は三万円のご祝儀 NGな金額はあるの?

ご祝儀でのNG

  • 四万円
  • 九万円
  • 薄い黒で書くこと

繰り返しになりますが、割り切れる偶数は別れを意味する縁起が良くない数字だと考えられているため、ご祝儀では奇数の金額が好まれます。ですが、最近は縁起を気にする人が少なくなりつつあることや、「2」や「8」など、偶数であってもプラスのイメージがあるものはOKとされているので、そこまで偶数や奇数にこだわる必要はないのかもしれません。


ですが、死をイメージさせる「4」と、苦をイメージさせる「9」はNGです。
新郎新婦が縁起を気にする人でなくても、四万円や九万円のご祝儀はマナー違反になるので、覚えておいてください。


また、金額を書くときは濃い黒ではっきりと書くのがマナーです。
弔辞をイメージさせる薄墨で書くことは絶対にやめましょう。

三万円のご祝儀書き方 まとめ

これだけは知っておきたい金額の書き方マナー

  • 死や苦をイメージさせる「4」と「9」はNG
  • 濃い黒ではっきりと書く
  • 金額は旧漢字で書く
  • 「也」はつけてもつけなくてもOK

ご祝儀の金額の書き方にもマナーがあります。
でも、書き方に自信が無かった方も、これらのポイントさえ押さえておけば大丈夫!
間際になって慌てないよう、余裕を持って準備してくださいね。

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