結婚式で受付を頼まれたら【受付係】マナー完璧マニュアル

結婚式で受付を頼まれたら【受付係】マナー完璧マニュアル

皆さんは結婚式の受付を頼まれた経験ありますか?まだの方もこれから機会があるかもしれません。受付係は新郎新婦や両家に代わりゲストに挨拶する大切な役目を担っています。落ち着いて当日に臨めるよう、心構えや結婚式当日の流れ、挨拶の仕方など是非参考にしてみて下さい。

2018年03月18日

結婚式の受付係の役割とは?

結婚式を行うときに当日の受付を誰かに依頼することになりますが、「結婚式の受付お願いできる?」と声をかけられ自分に白羽の矢が立つことも。

おめでたい場でのことなので、よほどのことがない限りは快く引き受けたいものですよね。受付の主な仕事としては、ゲストが来場したら芳名帳に名前を書いてもらう、ゲストからご祝儀を受け取り管理する、控室の案内、席次表などの配布物を手渡す、などがあります。

いい加減な人に任せられることではないので、新郎新婦にとって特に親しい友人や親類縁者に声がかかることが多いようです。

受付のやり方やマナーなんて分からない!と不安になる人もいるかもしれませんが、受付を依頼されるということは新郎新婦に信頼されている証です。当日の流れをしっかり確認し、招待する側の一員として明るく対応できるよう準備しましょう。

結婚式当日までに確認しておくこと

結婚式当日は、新郎新婦も式場スタッフも準備に追われて大忙しです。そのため当日に細かい流れを確認している時間はないと思っておいた方がいいでしょう。受付の仕事のやり方やマナー、当日の流れなどは前日までに確認しておくと安心です。

事前に準備をしっかりしておくことは、当日のトラブル回避にもつながります。安心して当日に臨めるよう、するべきことをしっかり予習し、心構えしておきましょう。

新郎新婦との打ち合わせ

結婚式当日に細かいところを確認している時間はありません。心に余裕を持って当日に臨めるよう、前日までに新郎新婦としっかり打ち合わせし、準備しておきましょう。

確認事項としては、受付係の集合時間や人数、当日の流れ、受付で預かったご祝儀の管理方法と最終的に渡す相手の確認、席次表や駐車券などの配布物、遅刻してくるゲストがいた場合の対応についてなどです。

時間や流れをあらかじめ把握しておくことで心構えができ、あわてることなく安心して当日を迎えられるでしょう。不安なところは実際に受付のやり方を練習しておくといいかもしれませんね。

受付係の挨拶やマナー

結婚式の受付は、式場に来たゲストが一番最初に立ち寄るところです。

当日は、両家に代わってゲストをお迎えする立場になるので、「来てくれて本当にありがとう」という気持ちを込め、笑顔で挨拶し、マナーを守って丁寧に対応してください。

受付は金銭も扱うので、特に言葉遣いや態度に気を付け、失礼がないようにしましょう。

大切な晴れの日にふさわしい服装や髪形を心がけ、何よりも笑顔を忘れないことです。両家の代表なのだという意識を持ち、明るく爽やかな対応を心がけましょう。

役割は二つの係に分担する

まずは新郎側・新婦側それぞれの受付係の中で、案内係とご祝儀係を決めておきましょう。役割分担がはっきりすることで自分の仕事を把握してスムーズに動け、ゲストへの対応も効率よく行うことができます。また、責任の所在を明確にするのにも役立ちます。どちらの係になっても自分の仕事の流れやマナーをしっかり把握し、担当する上で気を付けるべきことを考え、責任を持って取り組むようにしましょう。
それでは、案内係とご祝儀係それぞれの仕事内容についてご紹介します。

案内係の役割 

ゲストと直接かかわり、ご案内する役目を果たすのが受付係です。

仕事のやり方の流れとしては、まずゲストにご挨拶し、ご祝儀を受け取ります。そしてお預かりしたご祝儀は、ご祝儀係に渡します。次にゲストに記帳をお願いし、席次表などの配布物を渡します。最後に控室やウェルカムドリンクなどのご案内をします。

その他、お手洗いや周辺施設などをゲストから質問されることもあるので、聞かれそうなことは把握しておくといいでしょう。受付係は、ゲストとのやりとり全般を担う大切な役割になりますので、明るく爽やかに対応してくださいね。

ご祝儀係の役割

ご祝儀を責任をもってお預かりし、管理するという重要な任務がご祝儀係の役割です。受付はたくさんのお金が集まるところなので、常に緊張感を持ってください。

具体的な流れとしては、まず案内係からご祝儀を受け取り、管理します。ゲスト名簿をチェックし、最後にご祝儀と芳名帳をあらかじめ顔合わせしていた会計係に渡します。ご祝儀を狙うご祝儀泥棒が紛れている可能性もあるので、決められた人以外には渡さないよう気を付けましょう。

紛失や盗難などのトラブルを避けるためにも、持ち場を離れず、ご祝儀から目を離さないことが大切です。
ちなみに照合用の名簿は個人情報になるので、なるべくゲストから見えない位置に置きましょう。

受付係の当日の身だしなみ

受付係を依頼されたら、どんな服装で行けばいいか迷う人もいるかもしれません。
ただし、受付係とはいっても受付だけしているわけではなく、結婚式に参列する立場でもあります。
当日までに、結婚式の参列者としてふさわしい服装を準備する必要がありますね。どんな服装をしたらいいのか一緒に見ていきましょう。

結婚式受付 女性の場合

受付係を初めて依頼されたけど、当日どんな服装で行ったらいいの?と悩んでいるあなた!そんなに悩まなくても大丈夫ですよ。実は受付係の服装や髪形は、基本的に参列者と同じなので、女性の場合なら受付係もゲスト同様に華やかな装いをするのが好ましいです。

勿論、受付係に限らずですが、露出の高いドレスや、花嫁カラーの白いドレスはマナー違反なのでNGです。

そして、一般参列者よりも気にして頂きたいのは手元です。受付の仕事は手元を見られることが多いので、爪や指先をきれいに整えておくのもマナーです。派手になりすぎない程度に上品なネイルをしていくといいでしょう。

また受付はゲストと会話することが多いので、髪型はアップやハーフアップにしておくとお辞儀をしても髪が顔にかからずオススメです。

結婚式受付 男性の場合

受付係の男性の服装としては、白いシャツに黒かダークカラーのスーツを着るのが基本です。

男性の服装は女性に比べて色が落ち着いているので、ネクタイやポケットチーフを華やかな色のものにすると、オシャレに演出できてオススメです。また派手すぎなければ柄物もOKです。しわなどに注意し、清潔感のある着こなしを心がけましょう。

そして男性の場合も、受付係の仕事をしているときには手元を見られることが多いので、爪を短く切って整え、清潔な印象を心がけることが大切です。

結婚式当日

いよいよ結婚式当日です。受付係は遅刻厳禁なので、時間に充分余裕を持って家を出ましょう。式場に到着したらまずは服装やヘアメイクなど身だしなみをチェックし、それが終わったらさっそく準備を始めます。次のような流れに沿って行動するとスムーズなので、一緒に見ていきましょう。

受付係の打ち合わせと挨拶

式場に着いたら、式場の担当スタッフに到着したことを伝えましょう。

また、受付係は新郎側・新婦側それぞれ2名~数名配置されるので、受付同士も挨拶しておきます。
ご祝儀が無くなるといったトラブルを防ぐためにも、式場の担当スタッフ・受付係ともに挨拶を済ませ、全員がお互いの顔と名前を覚えておくようにしましょう。

挨拶が終わったら、式場スタッフから説明を聞きます。備品やご祝儀の管理方法など、再度確認しておきましょう。その他聞いておきたいことがある場合は、この時に済ましておいて下さい。

親族への挨拶 

当日の受付係は両家の代表という大事な役割を担うので、面会可能であれば両家に挨拶に行きます。

お祝いの言葉を伝え、できれば軽く自己紹介もしておきましょう。

そしてこの時点で両家の会計係の方とも顔合わせを済ませておくのがベストです。会計係は最終的にご祝儀をお渡しする相手になります。会計係になりすますご祝儀泥棒もいますから、顔と名前をお互いにきちんと把握しておく必要があります。

ゲストへの挨拶

ゲストへの挨拶のやり方ですが、イスが用意されている場合でも、まずは立ち上がって一礼しましょう。案内係・ご祝儀係どちらもきちんと立ってゲストをお迎えするのがマナーです。

受付係は両家の代理なので、ゲストからお祝いの言葉をかけられることもあります。笑顔でありがとうございますと返し、もう一度丁寧にお辞儀をして下さい。一番大事なのは笑顔です。笑顔を絶やさず丁寧に対応しましょう。

また、ゲストの来訪が重なり受付が混み合うこともあります。そうしたときも、ゲストをせかしたりせず、順番に並んで頂くよう丁寧に誘導しましょう。

あわただしくなり、気持ちが焦るときほど丁寧な対応を心がけて下さい。ゆっくりめの動作が丁寧な印象を与えることができてオススメです。

芳名帳に記帳してもらう

来場したゲストには芳名帳の記帳をお願いします。

ここで芳名帳はゲストの正面を向くように置いておき、「こちらにご記帳をお願いいたします。」と丁寧にお声がけしましょう。もちろん筆記用具を忘れないようにしましょう。

場合によっては住所を省略し、名前のみ記入してもらうこともあります。また、二つ折りタイプの芳名帳は、裏表がないという縁起をかついで片面だけに貴重するのがマナーとされています。

記帳が終わったらひとことお礼を言うことも忘れずに。

ご祝儀を預かるときは

ゲストから手渡されるご祝儀は、案内係が受け取ります。ただし「ご祝儀はありますか?」とこちらから催促するのはNGなので、ゲストから差し出されるのを待って預かりましょう。

ご祝儀を差し出されたらお礼を言って丁寧に両手で受け取りご祝儀係へ手渡します。ご祝儀係がゲストの名簿を確認し、名前を確認して〇をつけたらご祝儀は袋ごとお盆に置きます。そのとき、ゲストから見てご祝儀袋が正面を向くように置きましょう。

ご祝儀は受付を華やかにする効果もあるので、お盆は空にせず、常にいくつか積み重ねておくのがマナーとなります。乗せきれなくなってきたら一部はしまっても大丈夫なので、あらかじめ用意しておいた袋か金庫に保管しておきます。

ここで気をつけていただきたいのは、絶対に受付を留守にしないということです。いつゲストが到着するかも分かりませんし、結婚式会場にはご祝儀泥棒が紛れていることもあります。ご祝儀からは決して目を離さないようにしましょう。

ゲストへの案内

記帳が終わったら、ゲストが座る場所が書いてある席次表などの配布物を案内係が手渡します。名簿にお車代が必要といった記載がある場合は、この段階でお渡しやご案内をします。その際、新郎新婦から預かったことを忘れずに伝えましょう。

お渡しするものが済んだら、控え室への案内をします。余裕があれば、お手洗いや喫煙所の場所までお伝えできると丁寧でいいですね。

受付中に手があいたら

受付中にゲストが途切れて手があいた時は、その時間で名簿をチェックして、どれだけの出席者が来ているのか確認しておくと良いでしょう。

また、お車代などがきちんと渡されているかの確認も必要です。万が一渡し忘れていた場合も、あわてて渡しに行くのはNGです。自分がその場を離れるのではなく、信頼のおける代理の方から該当するゲストに渡してもらえるようお願いしましょう。

また、常にゲストから清潔できちんとした印象を持っていただけるよう、受付台の上や受付周辺はきれいに整えておいてください。暇になったからといって、受付同士でおしゃべりに夢中になるのはやめましょう。

受付係の心構え

結婚式で受付を任されたら、嬉しい半面、自分にできるか不安になる人もいると思いますが、せっかく任された大役なのでスマートにこなしたいものですよね。新郎新婦の期待に応えるべく、受付係としての心構えや気を付けておくべきことについて確認していきましょう。

両家の顔であることを忘れない

受付係は参列者であると同時に、新郎新婦や両家の代理でもあります。招待する側としてゲストを迎え入れる自覚を持ちましょう。

来てくださったゲストに失礼がないよう、髪型・メイク・服装・ふるまい・言葉遣いなどが爽やかで明るく、誰からも好印象であるように心がけてください。受付が混雑した場合など焦ってしまいそうな時ほど、ゲストの快適さを一番に考えてスムーズに対応できるようにしましょう。

責任の大きい役目ですが、押さえておくべきポイントを知っていれば、初めてでもきちんとやり遂げられます。肩の力を抜いていきましょう。

自分のご祝儀を忘れずに

受付業務で頭がいっぱいになってしまい、つい忘れがちなのが自分の受付です。笑い話のようですが、自分の受付やご祝儀を忘れたという人も少なくありません。受付係も参列者の一人なので、必ずご祝儀を準備し、忘れず持参しましょう。

オススメなのは、ゲストの受付開始前に受付係同士でご祝儀の受け取りと受付を済ませてしまうことです。お互いに受付の練習をし合える機会にもなりますので、不安なところはこのときに練習しておくといいかもしれませんね。

時間に余裕を持って行動する

当たり前のことですが、遅刻は厳禁です。意外と早く来場するゲストも中にはいるので、受付係は言われていた時間よりも早めに会場に着いて準備できるよう心がけておいた方がいいでしょう。

交通機関を利用する場合は、電車の遅延の可能性なども想定して、時間には十分余裕を持って家を出るようにしてください。また、会場近くのコンビニなど、会場周辺について把握しておくとゲストから質問されたときに役立つので、会場に着くまでの道のりも、少し周りに注意しながら歩いてみるといいかもしれませんね。
 

会場内を把握しておく

受付係は、来場したゲストから式場内の設備について尋ねられる機会もあるかと思います。詳しい案内については式場スタッフにお任せすればいいですが、簡単な質問には極力すぐに答えられるようにしておいた方がスマートですよね。

ゲストに聞かれやすい質問としては、トイレ・クローク・喫煙所・授乳室・控室・更衣室、といった場所の確認が多いようです。早めに会場に来てこれらの場所をあらかじめ確認しておくと、ゲストから聞かれたときに役立つでしょう。

これはダメ NG行為

両家の顔として大切なゲストをお出迎えするのが受付係なのに、その受付係のマナーが悪ければ、おもてなしが台無しになり、新郎新婦の顔に泥を塗ってしまうことに。ゲストはもちろん、新郎新婦や両家に迷惑がかからないよう、これはすべきではないというNG行為や、気をつけるべきポイントについて知っておきましょう。

結婚式にふさわしくない服装

受付係は両家の顔ですから、当然ながら参列者としてふさわしくない服装はNGです。

女性は華やかな装いが好ましいですが、露出が多すぎるドレスや、丈の短いスカート、花嫁の特権カラーである白いドレス、派手すぎるネイルなどはマナー違反になります。

男性は黒やダークカラーのスーツが基本です。派手な柄物は結婚式にふさわしくないので避けるようにしましょう。

男女とも、服装やヘアメイクはカジュアルになりすぎたり派手すぎるものは避け、結婚式の場にふさわしいものを選んでください。

友人と会ってもはしゃがない

結婚式では、久々の友人と再開する機会も多いものです。思わずテンションが上がり、積もる話をしたくなる気持ちも分かりますが、受付で長話をするのはやめましょう。

私語が一切厳禁ということはありませんが、他のゲストの目もありますし、長々と話しこむのはNGです。今は受付係の仕事中であるということを自覚し、最低限の挨拶をしたら自分の仕事に戻りましょう。また仲の良い友人に対してもゲストとして丁寧に接する必要があります。

受付同士や久しぶりに会った友人とのおしゃべりに夢中になってしまい、他のゲストが来ても気づかず・・なんてことはくれぐれもないようにしてくださいね。

金銭の取り扱いは慎重に

残念なことですが、結婚式会場にはご祝儀を狙うご祝儀泥棒が出没することがあります。繰り返しになりますが、ご祝儀の管理にはくれぐれも気をつけてください。お金を盗られる危険がある行為としては、主に二つあります。

一つ目は、勝手に持ち場を離れることです。ゲストの方に伝え忘れや渡し忘れがあった時や、トイレに行きたくなった時など、ほんの少しの時間であっても危険です。基本的に受付係は受付がスタートしたら持ち場を離れてはいけません。勝手に持ち場を離れることや受付に誰もいない状態をつくることは絶対に避けましょう。

二つ目は、ご祝儀を決められた人以外に渡してしまうことです。ご祝儀泥棒は会場スタッフや親類縁者、友人になりすますこともあります。受付係以外の人を受付に入れたり、ご祝儀を会計係に持っていく役目を受付係以外の人に頼んだりすることは危険です。事前に会計係との顔合わせをしっかり行い、受付中もご祝儀から目を離さないことが大切です。

不測の事態を避けるためにも、時間や気持ちに余裕を持った行動を心がけましょう。

まとめ

結婚式の受付をお願いされるということは、新郎新婦から信頼されている証です。新郎新婦や両家に代わってゲストを出迎え、大金を預かるという責任の大きい役目ではありますが、両家の顔であるという自覚と、ご祝儀をしっかり管理する、というこの二つのポイントさえ押さえておけば決して難しい仕事ではありません。
自信を持って、素敵な笑顔でゲストをお迎えしましょうね。

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